淡いピンクの斑点に力強い櫛目が特徴の優しい雰囲気の水指
灯油窯焼成 表面に派手ではないが、ピンクの斑点が出た水指
コレクションの一作品として、お茶席の話題になる作品。
お部屋のインテリアとして存在感のある作品です。
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▲正面:やさしい色相にやさしいデザイン | ▲裏側も |
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▲蓋も同様の淡い色相にてぴったりマッチしている。 | ▲全体の大きさに比べ口も広く開かれ使いやすい水指 |
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▲底:特徴ある赤土が還元焼成にて赤茶に焼き締められた土肌 |
『水指』とは?
水指は茶席では、釜に補う水や茶碗、茶筅などを ゆすぎ 水を貯えておく器です。
初めは、東南アジアからの南蛮水指などを使っておりましたが、桃山時代に脚光を
浴び、伊賀破れ袋水指、常滑 不識水指、信楽 鬼桶水指など独特の形や色彩の
水指が作られました。
荒川 明 水指のこだわり
荒川明は茶室の中での水指が占める重要性を早く知り、また自身も好きで多くの水指を収集し
研究してまいりました。水指の堂々とした形や大胆な形、志野の白、織部の緑、天目の黒
など、水指が茶室の風情を大きく変える要素である事に注目しており、風格ある水指を作りを
しております。
コレクションの一作品として、お茶席で際立つ作品。お部屋のインテリアとして存在感のある作品です。
荒川明の陶房は浜松の山奥の引佐町奥山にあり、その名
前の通り山奥となります。そこには古い時代に使われた
薪窯を荒川明が独自に工夫をして窯を作りました。
自然の炎色、自然釉、灰かぶりの美しさの中に大胆な
景色の出る焼き物で同じ作品は2度と出来ません。
サイズ | 直径20.5cm×高さ14.8cm |
特長 | 灯油窯焼成 表面に派手ではないが、ピンクの斑点が出たやさしい雰囲気の水指。 |