結納とは | |
結婚が決まった両家の縁組みの儀式です 基本的には新郎の家から新婦の家へ、婚礼の用意(衣装、嫁入り道具など)のための費用や贈り物を贈るならわしとなっています。 結納という儀式は、本来仲人をたてて行うものでしたが、最近は両家の両親、新郎新婦だけで行われることがおおいようです。 あまり堅苦しく考えず、仲人の有無、場所、日取りなどについて両家でよく相談してきめましょう | |
結納品(男性側が用意します) | |
当店の結納品は7品と9品と奇数の組み合わせで用意しております ◆長熨斗 (ながのし) 本来は、あわびを叩いてのした(延ばした)もので、延命に通じます。のしあわびが名前の由来で、昔の物々交換の時代は 海産物の中で最も貴重な食物とされ、これを贈ることは最高のもてなしを意味しました。現在では、贈り物に対する 祝意の意味となり、結納に贈る品々すべてに対する祝意を表しています。 ◆目録 (もくろく) 結納の品目を記したものです。この目録と長熨斗を含めて九品全品揃うと豪華で安心できる組み合わせとなり一般的です。 ◆御帯料・御袴料 (おんおびりょう)・(おんはかまりょう) 結納金(金包)です。支度金として花嫁に帯料を贈り、花婿へは袴料を贈ります。 ◆勝男節 (かつおぶし) 古来、武士の家では鰹節を保存食や非常食として用意していました。そして出陣のときにはこれを勝男武士といって携帯し 武運長久を祈りました。以来、鰹節は慶事の贈答品として広く使われるようになり、結納では現物の鰹節を贈るか 勝男節料としてお金を包みます。 ◆寿留女 (するめ) 保存食として長期保存ができるところから、結婚生活が永遠に幸福であるように、また、かめばかむほどに美味しい 味のある仲の良い夫婦でありたい、との願いが込められています。 寿を留める女というめでたい字をあて、縁起を担いでいます。結納では現物のするめを贈るか、寿留女料としてお金を包みます。 ◆子生婦 (こんぶ) 昆布は繁殖力の旺盛な植物です。丈夫な子どもを生み、健康に育て、末永く幅広く子孫繁栄を祈る気持ちから子生婦の 字をあてています。また、よろこぶ、との縁起も担いでいます。結納では現物の昆布を贈るか、子生婦料としてお金を包みます。 ◆末広 (すえひろ) 寿恵広ともいう白扇一対です。末広がりを意味し、末永く幸せに、という願いが込められています。おめでたいときには よく使われる縁起の良い言葉です。白い扇は清純・潔白を表しています。 ◆友志良賀 (ともしらが) 夫婦円満に健康で、共に白髪の生えるまで仲良く幸福に暮らしましょう、という長寿の願いが込められています。 さらして白くした麻を用いることで、麻のように強い絆で結ばれることも意味しています。 ◆家内喜多留 (やなぎたる) 杉や桧で作った酒樽です。針葉樹のとげとげしいイメージを和らげるため柳の葉にたとえ、柳樽ともいいます。 かないきたる、としためでたい字をあてて家内円満の願いを込めています。結納では柳樽・角樽(漆塗やプラスチック製)を 贈るかお金を包みます。 | |
結納返し(女性側が用意します) | |
結納をいただいたお返しとして用意するものです。(地域によってことなります) 最近は結納当日に渡すケースが増えております。 正式にする場合は、結納品と対応する品を用意します。 目録も同様に用意します。 ・目録 ・熨斗※ ・袴料※ ・子生婦(こんぶ) ・寿留女(するめ) ・友白髪 ・末広※ ・家内喜多留 略式の場合※印の3品だけでもOKです。 結納返しは写真のような結納返しセットを用意し、それに見合う金額を同封します 現物(昆布やするめ)を用意する必要はありません ◎結納返し無しとは?…両家で相談し、結納返しを「無し」にする場合もあります。結納金で、 嫁入り道具を揃えて下さいという主旨に従ったものです。 こうした場合は記念品の交換という形で指輪と腕時計などを交換することもあります。 |
結納品セット(金額の違いは水引の豪華さの違いです) |
15000円 | 17000円 | 18000円 |
20000円 | 23000円 | 28000円 |
結納品 受書 七品目と九品目がそれぞれ選べます(価格は同じです) |
1700円 | 2000円 | 9000円 |