土平窯 藤ノ木土平 斑唐津手びねり酒呑|貴陶 Takatoh
商品の説明
土平窯 藤ノ木土平 斑唐津手びねり酒呑|貴陶 Takatohぐい呑み・おちょこ
土平窯 藤ノ木土平 斑唐津手びねり酒呑|貴陶 Takatoh
木製・杉:吉野杉ぐい呑・銀線・中川清司《酒器・ぐい呑み》|和食器の愉しみ 工芸店ようび、京焼 清水焼 茶釉ぐい呑 谷口良三|京焼清水焼専門店 松韻堂
茶人垂唾の唐津焼
唐津焼は楽焼・萩焼と並び日本三大茶陶のひとつとして昔から茶人に愛されてきました。ざっくりとした土味、シンプルな絵付け、あたたかみのある触り心地が特徴です。
陶人 藤ノ木土平とは
唐津で自然に感謝と慈しみの心をもって作陶に取り組む「陶人」藤ノ木土平。
やきものは用の美であり使ってこそ本当の価値があると語り、土の持つ個性を繊細な遊び心で引き出します。
千利休の「創造の精神」を念頭に置き、古田織部に学び、地球の資源である「土」を大切にし、それぞれの「土」の顔を引き立てることができるよう古作の心を知り、新しい価値ある唐津焼を追求しています。
粘土を作る
作陶は土の採取からはじまります。唐津の様々な土を10種類以上混ぜあわせて粘土を作っていきます。水分を飛ばし、素晴らしい作品が出来上がることを期待しながら適度な硬さにしていきます。
形を作る
成形は足でろくろを回しながら形を作っていきます。形作られた作品は板の上で適度な硬さになるまで乾燥させます。
釉がけ
作品に釉をかけ、窯詰めまで乾燥させます。釉薬のもとの原石は一つとして同じものがないため、色に微妙な変化が生まれます。自然の不思議を感じる作業です。
焼成作業…登り窯
通常の作品はこの登り窯で焼かれます。
窯詰めは作品の出来映えに大きく影響を及ぼします。窯の中に作品を置く位置は経験と勘を頼りに決めていきます。毎回記録をとり、研究を続けていますが全て思い通りに焼きあがることはなく、試行錯誤の連続です。窯の温度を見ながら作品に当たらないように最新の注意をしながら5、6分おきに薪を火口から投げ入れます。この作業は一昼夜続きます。引出し黒の作品は焼いている最中に窯から出され、急激に冷やされることで黒の色を出す方法です。焼成作業…穴窯
この窯は穴窯といって、通常の登り窯とは別に年に一度だけ火を入れる特別な窯です。10日間焼きつづけ、灰を被って伊賀焼きのようなビードロ釉に特徴のある作品が生まれます。
次の作品のために
出来上がった作品の出来映えを、ひとつひとつ手にとって確かめます。
茶人 土平として
土平窯の敷地内には土平氏の設計、指示で建てられた茶室があります。茶道では宗偏流教授として活躍しています。
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